レンヌ:ブルターニュ地方の玄関口レンヌは、古くはガリア人の
城塞都市で、主要街道が交差する地点に位置し、まさに交通の要
として栄えました。荘厳な雰囲気のサン・ピエール大聖堂、豪華な
装飾の大法廷を持つ裁判所は必見です。レンヌは住みやすい街で
知られています。
アンジェ:15世紀後半までアンジュー公国の首都として繁栄し、
百年戦争中は独自性を主張し、地域独特の文化・芸術を産み出して
きました。アンジェ城内部にある「ヨハネの黙示録」のタペストリー
は必見です。
ナント:ブルターニュ公領として栄え、ルネッサン期に優美な
宮廷文化が開花しました。16世紀にアンリ4世が「ナントの勅令」
を発布し、歴史的に知られました。16ー18世紀には三角貿易で
莫大な富を築いた商人の大邸宅が各所に残っています。
ロワール河が貫くその地形から、長い間「西のベニス」と呼ばれ
レンヌと同様住みやすい街として、特に若者に支持されています。